動画や大きいファイルを、お客さまに渡す方法|在宅ワークで私が使い分けている3つ
在宅で動画の仕事を受けるようになって、最初に困ったのが「できあがったものを、どうやって渡すのか」でした。
10分の動画は、メールに添付できません。チャットにも入りません。では何で送るのか。教えてくれる人がいなかったので、私は最初、ここで手が止まりました。
今は、3つの方法を使い分けています。この記事では、その使い分けと、渡すときに必ず添えている一文を書きます。
1. 一度きりの受け渡しは、ファイル転送のサービス

完成した動画をお渡しするときは、ファイル転送のサービスを使っています。ファイルを置くと、ダウンロード用のリンクが1本できるしくみです。
私が気をつけているのは、この3つです。
- 保存の期間を長めにする。初期設定のままだと数日で消えることがあります。私は100日など、長めを選んでいます
- 複数のファイルは、1本のリンクにまとめる。動画と表紙を別々に送ると、相手は2回ダウンロードすることになります。まとめる機能があるサービスなら、1本にしてから渡します
- リンクといっしょに、いつまで使えるかを書く。「◯月◯日まで」と添えるだけで、相手が後回しにして消えてしまう事故が減ります
ひとつ、相手の側で起きやすいことがあります。ダウンロードのページは広告がたくさん出ることがあって、どこを押せばいいか分かりにくい場合があります。
そこで私は、「画面の中ほどにある、ファイル名の下のボタンです」のように、押す場所を一言添えるようにしています。
2. 続いているお仕事は、共有フォルダ
毎月のように受け渡しがあるお客さまとは、クラウドの共有フォルダを使っています。
フォルダを1つ用意して、その中に月ごとのフォルダを作っておく。そこに入れて「入れました」と伝えるだけなので、毎回リンクを作らなくて済みます。
共有フォルダで気をつけているのは、権限です。相手に「見るだけ」にするのか、「入れられる」ようにするのか。素材をもらう場合は、相手も入れられるようにしておかないと、毎回やりとりが増えてしまいます。
「リンクを知っている全員が見られる」設定にすると、URLが外に出たときに誰でも見られます。お客さまの未公開の動画や、名前が入った資料は、相手のアカウントを指定して共有するほうが安心です。
3. 軽いものは、チャットにそのまま
画像1枚や、短い確認用の動画は、いつも連絡に使っているチャットにそのまま送ります。
リンクを開く手間がないぶん、相手がいちばん見てくれます。「ここだけ確認してほしい」というときは、切り出した短い動画をチャットに直接送るのが早いです。
渡すときに、必ず添えている一文
どの方法でも、リンクだけを送ることはしません。次の4つを短く添えています。
- 何が入っているか(ファイルの名前と中身)
- どのくらいの長さか(動画なら尺)
- いつまで使えるか(期限があるもの)
- 直してほしいところの伝え方(「何分何秒のここ」と書いてもらう形)
たとえば、こんな文です。
```
本編(9分28秒)と表紙の2つを、下のリンクにまとめています。
◯月◯日まで開けます。
気になるところがあれば、「◯分◯秒のここ」と書いていただけると直しやすいです。
```
4つ目が、いちばん効きます。直す場所の伝え方を先に決めておくと、「全体的にもう少し」で止まらずに済みます。
つまずいたところ
ファイル転送のサービスは、相手の環境によっては押しても反応しないことがありました。広告が重なっていたり、ボタンが画面の外にあったりするからです。
そういうときは、別の方法に切り替えます。私は、共有フォルダに置き直して、そのリンクをもう一度送りました。1つの方法にこだわるより、2つ目を用意しておくほうが早く終わります。
まとめ
- 一度きりの受け渡しは、ファイル転送のサービス。期間は長めに、複数は1本にまとめる
- 続いているお仕事は、共有フォルダ。権限と、相手が入れられるかを決めておく
- 軽いものは、チャットにそのまま。いちばん見てもらえる
- リンクには、中身・長さ・期限・直し方の伝え方を添える
- 押せない、開けないは起きる。2つ目の渡し方を用意しておく
制作そのものより、渡すところでつまずくのは、もったいないです。最初に自分の型を決めておくと、毎回の納品がぐっと楽になるかなと思います。